2017/11/15

妖艶に輝く「大山焼き」の可能性

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日本全国にはその土地の特徴や伝統を組んだ様々な陶器が存在していますが、鳥取県伯耆町には「大山焼」という世にも珍しい「銀色に輝く陶器」が存在します。この大山焼は世界で唯一ここにしかない、「玉鋼曜天目(たまはがねようてんもく)」という独特の技術を取り入れています。そもそも『大山焼』ってどこにあるの?今回、訪れたのは鳥取県伯耆町。鳥取県の西部地域に位置する町です。中国地方で一番高い名峰「大山(だいせん)」のすそ野に位置します。大山は、見る角度によって様々な表情を見せますが、とりわけ伯耆町から見える大山は「伯耆富士」と呼ばれ、最も美しく雄大な姿を見ることができます。

銀色に輝く『大山焼』の魅力とは? ここ大山焼の魅力は何と言っても、窯元当主の鈴木さんが生涯にわたり研究を続けてきた成果である銀色に輝く陶器たちです。特に独特の技術である「玉鋼曜天目(たまはがねようてんもく)」は世界で唯一ここだけ。 なぜ銀色に輝くのか?その秘密は、釉薬(ゆうやく)にあります。釉薬とは、陶器の発色に使われる薬剤のこと。こちらの窯元では、金属的な発色をさせるために、鉄釉(てつゆう)を独自開発されたそうです。鉄釉はその名の通り鉄から作られた釉薬のこと。  

このあたりの地域では昔からたたら製鉄が盛んであり、現在でも微量ながら鉄が生産されています。この地元の鉄を使い、生涯をかけて、独自に金属発色の陶器を作り出したのです。そして、発色を出すためには、窯の温度や構造などの製造工程もとても重要かつ独自であり極秘です。もちろん私も教えてもらえませんでした。

鉄釉で作られた陶器は様々。地酒が似合いそうな徳利やお猪口、茶碗、マグカップ、小皿から両手に抱えきれないほどの大きなお皿まで。もしリクエストがあれば、希望に応じて作っていただくことも出来るそうです。世界で稀にみる鉄釉の技術を活かした、上品で深みのある銀色の陶器を見ると心が躍ります。そして実際に手に持つと、しっとり手になじみ、心が落ち着きます。・・・全文は、ジモトのココロ

「曜変天目」に魅せられて

妖艶な光を放つ鉄釉の陶器
妖艶な光を放つ鉄釉の陶器
チャック柄のユニークなマグカップ